4.メイの知る盲導犬・その2

昔は入店拒否ってなかったのだろうか？

(￣ヘ￣)ウーンそうは思えない。

なぜならば。

たとえば、盲人の方＆弱視の方が多い旅行を企画し、その為に宿泊施設を探す時。
「ケアできないので」
と、お断りされる事は割に良くあります。
介添人が何人か付くと言ってもお断りされることは良くあります。

残念な事ではありますが。

結果的に、良く行く旅館やホテルはおおよそ決まってきます。

では、盲導犬が一緒の場合はどうなのだろう？？

盲導犬を知るメイからすれば、
「盲導犬がいれば、ケアの必要もぐっと少なくなる。
　何しろ彼らはスーパードックで、他者様に迷惑や、怪我をさせる事は、
　あり得ないのだから」
と思うのですが、
知らない人（お店や宿施設）から見れば、

「盲人のケアだけでも荷が勝ちすぎるのに、
　犬が問題を起こされるのは困る！
　吠えたり、咬んだりは勿論のこと、毛だって落ちるだろうし。
　犬の嫌いなお客様だっていらっしゃる。」

と言う事なのでしょう。

入店拒否という事実が無いからあまり話さなかった。

のではなく、

あまりに日常的にあるので、基本的に、受け入れてくれる所しか行かない。
そもそも、聞かれもしないウチからわざわざ話すと言うことを、思いつかない。

と言うことだったのでしょう。

残念な事ではありますが。

事実、父に聞いたところ、昔はむしろ良くあったし、今だって良くあるコトだと言われました。

正直ショックでした。

正確な日付を思い出せないのですが、
昔＜どうぶつ奇想天外＞というTV番組で、犬の忍耐力を比較するという趣旨で、
おなかをペコペコにした各犬の前に、ご飯を置いて、
各ご主人に「待て！」と命令して貰って、しばらく隠れて貰う。
最後まで（ご主人が「よし！」と言うまで）ご飯を食べずに待っている子はどの犬か？
という、問題が出されました。
警察犬・盲導犬がその中に含まれていました 。
（確か４種〜５種の犬が居たはずですが、強烈に印象に残っている警察犬＆盲導犬しか覚えていません・涙）

本当に彼らは全員おなかがペコペコだったようで、
あっという間に食べてしまう子から、ヨダレを垂らしながら、懸命に待つ子まで。

結局最後は警察犬と盲導犬がご主人を待ち続け、
警察犬でさえ待ちきれずに食べてしまったのに、盲導犬はご主人が「よし」を言いに来てくれるまで待ち続けたのです。
その間３０分以上（確か・涙）
人間だって食べちゃいそうなのに。

それだけ彼らは忍耐強いのです。
実際、メイの知っているお仕事中の盲導犬達も、踏まれても咬んだりしませんでした。

飲食店だって、安心だよ？
抜け毛だって、ケープで防げるよ？

実際、彼らは、愛玩動物ではありません。
お仕事中はご主人（パートナー）の目なのです。
そして、我々は。
お仕事中でない盲導犬に出会うことはまずありません。

では。法律ってどうなって居るのだろう？？
当然フォローがあるんだよね？？

ということで、又続くのです。

ご賛同頂けましたら、
＜身体障害者補助犬法の改正に関する請願署名運動＞
にご協力お願い致します。
詳しくはこちら！_
http://www.geocities.jp/hokaishiren/

コメント 13

「どうぶつ奇想天外」は、時々見るけど、それ見たかもしれない。
私はラブラドールってだけで反応するので、きっと見たと思う。
以前ハンセン病の人を、どこかのホテルが宿泊拒否した問題があったけど
今時何を考えてるんだ？って、思ったよね。
時代錯誤も甚だしい。今はそんな時代じゃ無いでしょうにね。
でも、意識改革ってホントに草の根運動だよね・・・
by nicolas (2006-08-23 01:44) 

メイ さん、こんばんわ。今日、ソネブロ重いー？
私は動物がなんでもその横で飲食できるし、
ワンちゃんと食べかけ半分こ、とかもできてしまうんだけど、
それみてギョッとする人はおる。

盲導犬も訓練。
お店の従業員も訓練といわなくても、せめてお勉強会とかして欲しいよね。
店長さんや長期勤務者はとくに義務づけて欲しいような気がします。
トラウマを持ってる人もいると思うけど、面接時にチェックもできるだろうし。
とか、するとまた複雑なのかな？
ハワイはなかなか万全です。他にもホット（酸素ボンベ常用）の方とかの対応もばっちり。
しかも、店員さん以外の人も率先して助けてくれるし理解してくれてるみたい。
観光地だからと一概に言えない見習うべきところの多い地です。
できる地域の人もいるのだから、よきモデルケースとして
日本でも見習って欲しいですよね。
by たろちぅ (2006-08-23 02:26) 

ご無沙汰してます。
旅行ばかりで留守がちなので、なかなか来られません。
取り急ぎ、挨拶だけ(^^;)
日本では盲導犬や介助犬への理解がまだまだですね。
賛同します！
by tacmin_daily_paradox (2006-08-24 12:46) 

その時の「どうぶつ奇想天外」見ました。
昔の勤めてた会社にいたときに聞いた話ですが、昔は公共交通機関でも断られたことがあったとか・・・。
by (2006-08-24 19:42) 

盲導犬って、忍耐強いんですね。
by nyan (2006-08-25 14:52) 

30分も待ってたなんて、盲導犬えらいね、　ウルウルしちゃうよう。
訓練されたエリート　ほんとうにそうだよね。
by (2006-08-27 14:05) 

こんにちは。
この時代になって　まだ盲動犬への理解がないお店や宿泊所が
あるなんて・・・悲しいですね。介助犬もなかなか増えないようですし・・・。
子供の頃、盲動犬と人とを描いた「（さぁ）歩きましょうロバータ」
という本を読んだことがあります。そのせいでしょうか
子供の頃から盲動犬として活躍してくれるわんちゃんへの感謝と
その必要性を感じていました。この本をたくさんの人が呼んでくれたら
もっと理解が増えるのではないかと思ったものです。
by (2006-08-30 16:02) 

メイさん、更新ないけど、元気かな。
by nyan (2006-09-21 07:14) 

こんにちは。その後お元気ですか？
by (2006-09-29 16:38) 

本当にお久しぶりです（号泣）
今度こそ、復帰出来る予定です（疑）
by メイ (2006-10-02 12:44) 

にこちゃんさま：
そうですよね。
ハンセン病の方に対するホテルの宿泊拒否の問題はメイも良く覚えています。
ホントにいつの時代に生きてるの？信じられない！
と、思いました。
ホントに。
まず知る事って大切。
コメント＆niceありがとうございました。

taro_chuさま：
そうそう！！
お店を開くのであれば、まずそういうお勉強をしてから開いて欲しい。
店長クラスは全員受けて欲しいです。
店長さんは店員さんをちゃんと教育して欲しい。
日本は何故だか、福祉の問題は遅れてますよね・・・。
コメント＆niceありがとうございました。

たくみんさま：
こんにちは(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
賛同して下さってありがとうございました！
メイも人数は少ないながらも署名送付しました。
コメント＆niceありがとうございました。

たろうさま：
w(゜o゜)w オオー!
よかった！！
メイの妄想じゃなかったことが確認できました（笑）
最低限公共機関はちゃんとフォローして欲しいものです。
コメント＆niceありがとうございました。

nyanさま：
本当に！
メイもビックリしました。
彼らは本当に凄い子達です。
コメント＆niceありがとうございました。

あきつさま：
そうですよね。
夏休みの課題図書とか、学級図書とか。
子供の頃から自然に知る機会を作って欲しいなぁ。
コメント＆niceありがとうございました。
by メイ (2006-10-02 12:59) 

うらなみさん：
nice!ありがとうございました。

すずめさん：
nice!ありがとうございました。
by メイ (2006-10-02 13:00) 

nyanさま・あきつさま：
（T_T) ウルウル
心配してくれて本当にありがとうございます。
おそらく復活の予定です！！
by メイ (2006-10-02 13:01)